箱ワナ用 トリガー チンチロ
特 徴
箱ワナ用のトリガーです。扉側のワイヤーをご用意して下さればすぐに使用できます。9ミリの丸棒(20cm)にナットを溶接し、4ミリワイヤーとHI20の塩ビパイプを付けたものです。塩ビパイプの端にテグス(蹴糸)が付いています。
① 構造がシンプルなので誤作動や故障がありません。またコンパクトなので持ち運びや取付が容易です。扉側のワイヤーとテグス(蹴糸)側のワイヤーがチンチロ部で数センチ重なって繋がっているのがポイントです。2つのワイヤーが数センチ重なっているためネジレ、ひねる力がチンチロにかかりますが、それを塩ビパイプがテコの原理で押さえています。パイプを深く差せば作動が遅くなりますし、パイプを浅くギリギリのところまでずらせば作動が早くなります。(「ギリギリですよ」という意味で端2cmのところにマジックで線が引いてあります。)
② 獣の進行方向に対して直角にテグス(蹴糸)を張るのが一般的ですが、自分は米ヌカの奥にサツマイモやコーンを入れておいてそれにテグスを付けるやり方にしています。イノシシの多頭捕獲をするためです。みんなで一生懸命ヌカを食べている時に、奥のサツマイモ(テグス付き)を引っ張ると作動させるやり方です。
進入路に糸が張ってあると、警戒されますし、掛かっても最初の1頭だけとなりがちだからです。1頭捕獲するだけだったら、くくりワナの方が捕獲できますが、どちらのやり方をするにしても対応できるトリガーとなっております。
③ 片一方をワイヤーで固定しているので紛失しにくいです。
④ 作動時の動きがスムーズになるように上から来ているワイヤーが上側に、下から来ているワイヤーが下側になるようにトリガーをセットして下さい。(3枚目のアップの写真)
ワンポイントアドバイス
① 先ずはしっかりヌカを食べさせること。「いきなりオリの中へ入ってかかれ」と言うのは無理です。オリの外でいいのでしっかりヌカを食べさせると、だんだんオリの中に入って来ます。トリガーを掛けてセットするのはそれからです。パチンコの開店と同じで、最初は玉を出していい思いをさせてやらないと2度と来ないです。いきなりオリの中にヌカを入れてセットしても全く捕獲できないので、見回りの時間とガソリンが無駄になります。
② 仕掛ける時期を選ぶこと。寒い時期がベストです。食べる物がないし、米ぬかは炭水化物なので熱(エネルギー)になり体が温まるからです。つまり寒い時期だと無理をしてでもヌカを食べないと仕方がないし、積雪地であれば雪が降るのもいいです。
③ トレイルカメラで観察。何が、どれぐらい、どんな感じで来ているのか分かると対応しやすいです。イノシシの親子5頭がもの凄く警戒した感じで来ているとか、シカが単独で安心した感じで食べに来ているとかです。「敵を知り己を知れば、百戦しあやうからず」という孫子の兵法です。
④ 入った時は動きを止めてから止め刺し。ユーチューブの動画でもオリの中をバタバタ走り回っているのを一生懸命、止め刺ししようとしている人がいますが、真ん中付近で横から鉄パイプを1本か2本入れてやる(メッシュとメッシュの間に差し込む)と、動きを制約することができます。動きを制約すれば、後の処置が楽ですし安全です。何よりも「安全狩猟」でお願いします。
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