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1996年の10月にイタリアで行われたソロ・コンサート・シリーズを録音した4枚組最新作。■モデナ、フェラーラ、トゥーリン、ジェノヴァで行われたソロ・ライヴ、長いインプロヴィゼーションのパフォーマンスは観客を魅了。「これらは、どのセットもブレイクなしで行った最後のコンサート。ジャズがここに顕在しているのはもちろんだが、クラシック音楽(モダンなIvesから古くはバッハまで)も深いところで私の身近にあることが表れている。」とキース。■これらのコンサートは1995年にミラノのスカラ座で行われ、ライヴ盤でも『La Scala』としてリリースした後のソロ・ライヴであり、70年代からの『Bremen-Lausanne』『Sun Bear Concerts』などインプロヴィゼーション豊富に様々な場所で行われたキースのソロ・コンサート第1期の終わりにもなってしまった...これらのコンサートの後、キースは2年間公の場で演奏できなかったのだ。1997年自宅であの名盤『The Melody at Night, with You』を録音、ピュアなメロディで瞑想したが1998年の終わりにGary Peacock、Jack DeJohnetteとのスタンダード・トリオでステージに復活。その後徐々にソロ・コンサートも行うようになったが2002年の『Radiance』を例にとってみてもソロ・コンサートのフォーマット自体が以前とは異なり,現在はインプロヴィゼーションの曲が連なるものに変わったのだ。■ということでキースのソロ第1章の最終幕となる本作なのである。キースは以前、ソロの演奏に関し、「ピュアなインプロヴィゼーションを演奏するときは、知性や情緒などは不要。ただただ川が流れていくのがいいんだ。」と言っていた。キース自身がDATを持ち込んで録音した今回の作品は、パフォーマー、リスナーが共にその川に入ることができるんだ。「この音楽を僕が再発見したときと同じような特別な体験をみんなができるといいなぁと思っている。」 とキースからのメッセージ。(メーカーインフォより)
Keith Jarrett(p)
Disc 1
Modena Teatro Comunale October 23, 1996
Disc 2
Ferrara Teatro Comunale October 25
Disc 3
Torino Teatro Regio October 28, 1996
Disc 4
Genova Teatro Carlo Felice October 30, 1996
ソングリスト
Disc 001
1.パートI
2.パートII
3.アンコール
4.虹の彼方に
Disc 002
1.パートI (フェラーラ、テアトロ・コムナーレ)
2.パートII (フェラーラ、テアトロ・コムナーレ)
3.アンコール (フェラーラ、テアトロ・コムナーレ)
Disc 003
1.パートI (トリノ、テアトロ・レジオ)
2.パートII (トリノ、テアトロ・レジオ)
Disc 004
1.パートI (ジェノヴァ、テアトロ・カルロ・フェリーチェ)
2.パートII (ジェノヴァ、テアトロ・カルロ・フェリーチェ)
3.アンコール (ジェノヴァ、テアトロ・カルロ・フェリーチェ)
4.虹の彼方に