
カバーに少々擦れ、帯にズレがありますが、全体的に綺麗です。
(商品説明)
「奥田さん、ここから革命を起こします。
だから高知に移住します」
映画のロケをきっかけに、3秒で移住を決めた高知県。
すべてを包み込む自然と、底抜けに明るい人々に囲まれ、この星と繋がっていると感じられる「地球のへそ」。
家族と映画、そして出合うすべてに愛を注ぐ、珠玉のエッセイ集はここで生まれた。
(カバー装画・題字も安藤桃子作です)
高橋源一郎さん(作家) 推薦!
「とどいたのは、桃子さんのぜんぶが詰まった、本の形をした新しい『映画』でした」
中村アンさん(女優) 推薦!
「実際会っても、本で読んでも、そこに在るのは圧倒的愛おしさ」
5歳の娘に撮影の特訓を課す父、奥田瑛二。
娘の窮地にどこにでも駆けつける母、安藤和津。
著名な両親のもとに生まれたコンプレックスゆえ、15歳で単身イギリスに留学。
人種差別と金欠に翻弄されながらアート制作に明け暮れる日々。
父の仕事を手伝ううちに、最初は遠ざけていたはずの映画と恋に落ちる。
見習い、助監督と「なりふりかまわず」映画に没頭、やがて自ら脚本を書いた『0.5ミリ』を監督する。
この映画を上映するために高知に特設劇場を、さらには常設映画館を作ってしまう。
誰も真似することなどできない、「七光り八起き」の半生は、生きることの喜びと驚き、そして愛に満ちている。